ブランドストーリー

グラッドデザイン合同会社から、
株式会社GLAD DESIGNへ

福岡市にて、2006年に創業したグラッドデザイン合同会社。
様々な壁にぶつかりながらも挑戦を繰り返し、たくさんの人に支えられながら、自分たちが理想とする姿を目指して歩んできました。

創業10周年にあたる2016年に、株式会社GLAD DESIGNへと社名を変更。
創業から現在に至るまでの私たちの歩みを紹介します。

2005
病院を退職

創業者である湯浅慶朗は、現代医療のあり方に疑問を持ち、医療費の増加による日本財政圧迫を危惧。薬や手術に頼らず健康になれる方法を確立するために医療業界を離れる。

2006
足指の研究を開始

妻のO脚が1週間で改善したことをきっかけに、世界でもまだ研究が進んでいなかった時代に足指の研究を開始。理学療法士として復帰し、足を見て、触り続ける。足指を広げるだけで、歩けない人が歩けるようになる奇跡を目の当たりにする。

2008
グラッドデザイン合同会社　設立

グラッドデザイン合同会社を設立。福岡市にてクリニックと提携し、日本初の足指外来を設立。のべ6万人以上の足腰に悩む方を、足指の機能を取り戻すことで治療を行う。子どもから高齢者の身体機能を向上させる「ひろのば体操」を考案。数々の試行錯誤を繰り返しながら、改良を加えていく。
※GLAD（グラッド）は和訳で「慶び（よろこび）」。湯浅慶朗の「慶」が由来であり、よろこびをデザインする会社にしたい、という意味を込めています。

2010
奈良の靴下工場に修行

足指の機能を取り戻すことで健康寿命が伸びることを確信した湯浅慶朗は、靴下・靴が足指の機能を低下させている原因であることに気が付く。機能的な靴下を開発するため、奈良県の靴下工場で靴下製造方法を学ぶ。電子化と数値化による業界初の機能性靴下の挑戦を行う。

2012
機能性を兼ね備えた商品を展開

足指変形に特化した機能性靴下を展開する。全国の医療機関を中心に販売先を拡大し、海外での評価を受ける。症状に合わせたラインナップを展開するものの、耐久性・快適性などに対する考えが浅慮であることから、機能性靴下の設計・繊維の選定など見直す。

2016
株式会社GLAD DESIGN 設立

創業10周年を迎え、ブランドリニューアルを実施。ピュアな機能性靴下を追求していくことを鮮明にするために、ブランド名を変更。理想とする繊維や設計のソックス製造は不可能と50社以上の靴下工場に断られるが、原料開発から生産に至るまでを共同開発したいという靴下工場に出会い、高耐久性・高快適性・高機能性の開発に着手し、YOSHIRO SOCKSを商品化。

2017
東京大学での共同研究を開始

各種疾患患者に対し、ひろのば体操やYOSHIRO SOCKSを用いたトレーニングを施行し、そのリハビリ効果、疾患に対する直接的または副次的な効果を研究し、また従来のリハビリ法との比較試験を行い、本法の有用性を研究。医療分野における有用性と安全性を確認する。

2018
足指と姿勢に特化した機能性靴下を発売

2年の歳月をかけ、世界初の姿勢も矯正ができる機能性靴下の商品化に成功。従来織機では困難であった高密度織りに加え、デジタル送糸の技術の導入で最先端の高品質ソックスを手がける。

2019
株式会社ハルメクと業務提携

「一生自分の足で歩ける機能性シューズを開発し、共に社会保障問題への責任ある対応を行なっていきたい」というハルメクの想いが、弊社の企業理念と一致しオリジナルブランド靴の監修に着手。湯浅慶朗の圧倒的な症例データを元に矯正シューズを開発。

2020
病院経営に参画し機能性靴下の有用性を研究

3年の歳月をかけ、YOSHIRO SOCKSを科学的にデータ化しエビデンスを取得。臨床試験の結果、慢性腰痛・膝痛患者の障害と痛みに対する有用性が示された。そのほか、バランス能力の改善、転倒予防作用、要介護者における基本動作・生活動作・心身機能の向上が示され、介護度の改善により介護予防への有用性も示されました。

2021
東京と大阪と福岡にストアをオープン

お客様に自分たちの思いを直に伝える場としてハルメクホールディングスによるシニア向け靴専門店をオープン。靴事業を通して、社会保障問題への解決に向けた持続可能な社会を形作っていきます。現在は全国に８店舗展開しています。

2023
フラッグシップ「YOSHIRO MODEL」が発売

湯浅慶朗が一から設計を見直し、3年の歳月をかけて完成させたシューズ型矯正装置が発売。ハルメク靴のコアバリューは圧倒的な信頼性と、極めて優れた履き心地、そして造りの良さです。ひろのば体操とYOSHIRO SOCKSを組み合わせることで、外反母趾・膝痛・腰痛・猫背など適応範囲が広い矯正システムです。