YOSHIRO SHOES

YOSHIRO SHOES

CRAFTMAN SHIPとMADE IN JAPAN
フラッグシップモデル

YOSHIRO MODEL

「CRAFTSMANSHIP」私たちの靴づくりの哲学です。HalmekのMade in JAPANカテゴリーの中でも履き心地に定評のあるサイドファスナースニーカー(SFS)に「YOSHIRO MODEL」が登場します。「SFS」は2021年スタートしたハルメクオリジナルシューズの2代目として湯浅慶朗の再設計として企画されながらも、当時画期的なヒールカウンター構造のため量産化ができず、2023年にようやく発売となりました。それ以来、完成されたクラシカルなフォルム、履き心地の良さにファンが多く、定番モデルとして長く愛されてきたモデルです。風合い豊かなオールレザーで包み込んだベーシックカラーのホワイトは、日本の工場で熟練の職人たちが製造しています。

こんな方におすすめです。

・足指を矯正してくれるシューズをお探しの方
足腰を矯正してくれる靴をお探しの方
・長持ちするシューズを使いたい方
・脱ぎ履きがしやすい靴を使いたい

日本製

本革

足指矯正

姿勢矯正

ハルメク ローカットスニーカー
YOSHIROモデル 446

¥ 25,900 税込


カラー:ホワイト

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商品説明

素材【甲材】本体:牛革 【底材】合成底 【中敷】合成皮革+EVA
サイズ【靴幅】9.2cm(23.0cm)
【足囲】2E~3E相当(23.0cm)
【ヒールの高さ】2.5cm(23.0cm)
カラーホワイト
重さ300g
原産国日本製

素材や生産方法、こだわりについて

Halmek×GLAD DESIGNの共同開発

ハルメク靴は、2019年にGLAD DESIGNと業務提携を締結し、日本の矯正靴メーカーとして誕生。矯正靴は、足についての医療分野の専門知識や運動生理学に加えて、靴に対しての人間工学を熟知して初めて可能となります。湯浅慶朗の蓄積されたノウハウを活かして、自ら理想のシューズを実現するためにハルメクと共同開発を開始。

革新的なシューズコンセプト「ずっと自分の足で歩ける靴」を確立させ、中高年の女性から絶大な支持を得ました。機能性を優先したシューズづくりの姿勢は、この先も決して変わることはありません。日本伝統の靴作りの技術を継承しながらも最新のテクノロジーを集結し、よりよいフィット性を追求するシューズづくりを行っています。日本の工場で職人の手作業によって作られ、全てが日本製というのも特徴です。

YOSHIRO MODELはリハビリシューズ

リハビリシューズ(Physical Therapy Shoes)とは、Physical(物理的あるいは自然エネルギーという手段)を用いて、生理学的な作用により、ケガや病気などで身体の機能低下を起こした方々に対して、基本的な動作能力の回復を図ること目的として作られた靴を示しています。

特に近年注目されている高齢者の病気で、ロコモ(ロコモティブシンドローム)というものがありますが、骨や関節の病気、筋力低下、バランス低下によって転倒・骨折しやすくなることで自立した生活ができなくなり、介護が必要となる危険性が高い状態をさしています。

豆知識

人間が立つ、歩く、作業するといった、広い意味での運動のために必要な身体の仕組み全体を運動器といいます。運動器は骨・関節・筋肉・神経などで成り立っていますが、足部の問題(外反母趾・かがみ指・浮き指など)によって、これらの組織の障害により、立ったり歩いたりするための身体能力(移動機能)が低下します。

ロコモが進行すると、将来介護が必要になるリスクが高くなりますが、要支援、要介護になる原因のトップは転倒、骨折や関節の病気など運動器の故障であることはあまり知られていません。

YOSHIRO MODELの靴を履くことにより、運動器疾患の中で最も発生頻度が高い「変形性膝関節症」や「変形性脊椎症」を改善させ、加齢に伴う関節軟骨や周辺組織の変性の予防と改善が可能なのです。

靴職人のこだわり

ハルメク靴はこだわりと誇りを常に意識しており、靴職人のクラフトマンシップとチーム力に支えられています。全てが日本工場の職人の手で作られ、伝統的な長年の経験で培われた技術と最先端技術が結集されています。靴事業部設立当初から今も変わらず、腕の良い日本の靴職人がシューズを手縫いで作り上げているのです。

多くの製造企業がコストの削減のため、生産工場を海外に移す。そんな現状の中、ハルメク靴は国内製造にこだわり、地元の労働問題への支援を続け、地元の社会貢献に対する強い使命感を持っています。ハルメクは国内で作るこだわりを捨てず、日本製にこだわり続けています。

ハルメク靴が製造される日本工場は、関東の西部、千葉県にあります。MADE IN JAPANを掲げるYOSHIROシリーズはこの千葉工場から生み出されているのです。多数の職人が在籍し、一部のデジタル化された部分を除き、裁断/縫製/ソール圧着/検品に至るまで、全て人の手で今も変わらず製造しています。

豆知識

YOSHIRO MODELは、シューズに使う生地の裁断から、パーツの縫い合わせ、箱入れまで、各工程はどれもスタッフによる手作業。工程を完成するべく、所要時間、数量がきちんと計画され、効率的なシステムで運営されています。シューズの中では高額な価格設定なのですが、技術に裏打ちされたYOSHIRO MODELは、その高額さに見合うハイレベルの矯正力と安定性を誇っています。

本革を使用した柔らかさ

上質な本革を使用し、上品な雰囲気を醸し出しています。牛革特有の柔らかさ・通気性・保温機能を兼ね備え、靴を履いている感覚さえもなくなるほどです。特に足指が変形している方はかかと・ふくらはぎ・ひざ・背中の部分に負担が多くかかりますが、靴全体の柔らかさで負担を極限まで減らしながら足を育ててくれます。

YOSHIRO MODELのスペック(従来品との比較)

従来品YOSHIRO MODEL
ヒールカウンターの厚み1mm3mm
ヒールカウンターの長さ靴全体のの1/6靴全体の1/3
シュータンの厚み3mm5mm
足首周りの形状7°傾斜15°傾斜
履き口の大きさ485pt409pt
踵のクッション4mm9mm
MPラインの幅90mm94mm
靴底の形状長方形台形
靴底の幅6.6cm7.7cm
靴底の踵部分の傾斜18°
本体の重さ(23.0cm片方)285g300g
アッパー素材牛革牛革
内蔵インソールありあり
製造国日本日本
その他の機能足指変形の矯正、不良姿勢の矯正、甲高・扁平足補正、重度のO脚・外反母趾対応、ボディ内足ブレ補正、アーチ補正、中足骨補正、踵骨補正、

ボディは、従来品より少し重くなりました。靴底の面積が大きくなり、ヒールカウンターやクッション材を強化したためです。女性にとっては以前の靴の方が軽くて良さそうに感じると思いますが、足のフィット感が格段に向上しているので、靴を履いて歩くと従来品よりも軽く感じると思います。

既成靴はなぜ足に合わないのか?

多くの方が普段履いている既製靴は、よく足に合わないなどと言われていますが、それは何故でしょうか?木型の面から考えてみると、土台(木型の種類)を増やしすぎてしまうと生産工程や材料の種類が多くなってしまい、生産効率が悪くなってしまいます。それゆえ、『多くの人の足に合いそうな靴』に絞って作ることになってしまい、一人ひとりの足には合わなくなってしまうのです。

そのため、デザインそっちのけで作られた実用全振りのハルメクオリジナル木型を制作。つま先を長くすることによって、捨て寸(つま先と靴の間にできる空間。遊びがある分歩きやすい)と、ドレッシーなデザインの両方を獲得。単体で見ればあまり美しいとは思えませんが、構造としては日本人の本来あるべき足の形を再現できています。デザインは気にせず、歩きやすさだけを考えて作られていますが、機能美的な意味では100点。ハルメクが靴業界に新参入するというシチュエーションが生んだ名作です。

 

従来の木型

YOSHIRO MODELの木型

YOSHIRO MODELの木型は、従来の木型と比べるとややゆったり目の設計で作られています。見た目は少し丸めなシルエットで、つま先はゆったり目な履き心地です。現状はYOSHIRO MODELのみで使用されていますが、今後は全てのモデルで展開していく予定です。YOSHIRO MODELの木型は、つま先がゆったり目の作りのため日本人の足に合いやすくなっています。

実際に旧モデルとYOSHIRO MODELを重ねてみます。青色が旧モデル、緑色がYOSHIRO MODELです。靴の形状が随分と変わったのがわかると思います。

こちらも青色が旧モデル、緑色がYOSHIRO MODELです。踵部分やつま先部分が大きくなっているのがわかると思います。わずかの差ですが、歩行の安定性には大きく貢献します。

ダブルヒールカウンター

ヒールカウンターの厚みは1mmから3mmに変更しました。靴を履いた時のフィット感が優しく、歩くときの靴ズレを抑えるので、マッサージチェアのようにリラックス性の高いものに感じると思います。カウンターは通常、婦人用靴には0.6~1.0mmくらい、紳士には0.8~1.5mmくらいに厚みのものが使われますが、その2〜3倍の厚みを持たせることで、矯正力と耐久性を兼ね備えることに成功しました。

豆知識

ヒールカンターは厚みがあるほど硬くなります。厚みは人間の体重に比例して、男性の体重は重たいので、その分強度が必要なことから男性靴には厚いもの、婦人靴では薄いものが使われます。カウンターは、靴の用途、構造、コストなどから、種類、設計、素材、厚み、硬さを決めていきます。

ヒールカウンターの素材には「なめし革」「モールド」「樹脂」「熱可塑性樹脂」などさまざまです。靴選びで注意することは、カウンターの硬さや形状も大切なのですが、耐久性も重要となってきます。履き始めは固かったのに、2〜3ヶ月するとやわらかくなってしまい、後からフィット感や靴ずれの問題が出てくることもあります。

ダブルヒールカウンターを採用しているYOSHIRO MODELは、二重構造のカンターになっているので耐久性が向上し、1年以上履いても踵の硬さを維持できるというメリットがあります。

ロングヒールカウンター

ヒールカウンターの長さも従来品の2倍もあるため、靴のボディ内で足がブレることを防いでくれます。通常だと、ヒールカウンターの長さは、靴全体の1/6のものがほとんど。カウンターが長いと足が安定すると分かっていても、シューズメーカーがカウンターを短めに作る理由があります。日本人は足(特に踵の骨)がゆがんでいる人がほとんどなので、ヒールカウンターを長くするとあたりが出てしまい、靴擦れなどを起こしやすくなるのです。

そこを解決すべく、内容は企業秘密ですが、ロングヒールカウンターでも当たりが出ない作りに仕上げになっています。特に外反母趾・内反小趾・O脚・X脚の人は、歩くときに足がぐらつきやすいので、この補正機能が向上したのは嬉しい改善ですね。歩き方が悪い方でも、「まっすぐに歩く」ということを靴そのものが誘導してくれます。

ヒールカウンターとは?

ヒールカウンターは外から見てもわかりませんが、靴の外側の素材と内側の素材の間に、硬い芯となる材料が入っています。この芯材をヒールカウンターといいます。ヒールカウンターは、踵の保護、歩行の安定性、靴の履き口の形状保持など役割を担っています。

ヒールカウンターは車のシートと同じ役割で、姿勢を保持するための重要な役割を担っている部材の1つ。ヒールカウンターは基本的に硬い方が良いのですが、最近ではカウンターが柔らかかったり、カウンターの無い靴もあります。踵の安定性が悪いので、怪我につながることもあるので注意が必要です。車のシートに背もたれがないのと同じで、長時間の運転は疲れるし、何より安定した運転ができないことは想像できると思います。

ヒールカウンターが硬くても、設計に問題があると、くるぶしとの関係性もあって、カウンターが高すぎるとくるぶしに当たってしまい、皮がむけて血が出たという経験があるかもしれません。本来、ヒールカウンターは解剖学を熟知してくるぶしを包むように、保護する設計でなければなりません。痛くなる靴は設計が良くない可能性が高いです。

シュータンがフカフカで、しなやかな履き心地

シュータン(ベロ)の厚みは、3mmから5mmに変更しました。靴紐は靴と足を一体化させるために、強く締めることが大切なのですが、以前のモデルは靴紐でしっかり締めると足の甲の部分が痛くなる人もいました。クッション材が倍近くになったことで、靴紐を強く締めても圧迫感を感じることがなくなり、靴と足が一体化することで靴の重さをほとんど感じることなく快適に歩くことを可能としています。

YOSHIRO MODELは外羽根(そとばね)式と呼ばれる構造です。紐を通す穴のことをアイレットと呼びますが、左右のアイレットの間隔を従来品よりも広くしていることと、シュータンが分厚いこととの相乗効果で、甲が高い人・低い人でも靴紐の調整でしっかりと足にフィットさせることが可能です。

シュータンとは?

よく『ベロ』と呼ばれる部分のことを言います。 紐靴には必ずベロが付いています。シューズの解剖学的構造では、地味な部分のように思えますが、ベロは実際には非常に重要な役割を果たしています。シュータンは靴ひもが擦れたり、足の甲に圧力がかかるのを防ぎます。

雨の日用の靴、トレイルランニングシューズにはガセットタンが付いていることがよくあります。これは、シュータンが靴の側面に沿ってつながっていて、靴内にゴミが入るのを防ぎます。

歩くときに靴が足にぴったりついてくる、足首周りの形状の改善

足首周りの形状(靴を横から見たときの踵の傾斜)は、足を踏み返すときに「靴がどれだけ足についてくるか」に関係してきます。7度の傾斜でも十分フィット感はあるのですが、15度の傾斜は早く歩いたり坂道を登ったりするときに効果を発揮します。7度以下だとスポスポ足が抜ける感覚になるし、15度以上だとアキレス腱に圧迫感を感じてベタベタ歩きになります。履き心地も比較しましたが、どんな状況においても足から靴が離れることはなく、YOSHIRO MODELに軍配が上がります。

足首の大きさに対して形状を変える履き口が、足を包み込んで疲れない

他社のスニーカータイプの靴は、履き口が広いものが多くなっています。これは足首の太い人でも違和感が出ないように作られているためでもあります。しかし履き口が開いていると、歩きにくくなってしまい足が疲れやすくなります。外側のくるぶしは内側のくるぶしより低い位置にあるため、履き口(トップライン)が外側のくるぶしに当たらず、ピッタリとフィットしていることが大切なのですが、履き口が狭いと当たりが出やすくなることも否定できません。

そこで、YOSHIRO MODELでは履き口を狭くしつつも、履いている人の足首の大きさに応じて大きさが変化するように作ることに成功しています。そのため、履き口が外側のくるぶしに当たらず、ピッタリとフィットします。

履き口のクッション

この履き口周りの足への当たりを和らげるのが、履き口内部のクッションパッド機能。この機能があると、履き始めで靴が馴染んでいない場合でも、靴擦れを起こさず快適に歩苦ことができます。スニーカーの多くにはクッションパッドが使用されており、クッションは触感の向上、 底つきの防止や圧力の分散、歩行時の衝撃の吸収などの役割を担っていて、クッションパッドの厚みによっては姿勢の安定した保持性能も得ることができます。フィット感抜群で、かかとが細くて脱げやすい足の方にもオススメです!

外反母趾を矯正する前足部ライン

足にいいのは、足を締め付けないゆったりした靴だと思いがちですが、実は逆です。人間の足は、親指、指の付け根、かかとの3点のアーチで立って歩くようにできており、足の全面がついてしまうような靴は、体重移動がスムーズではなくなってしまうのです。足に余計な空間ができると、外反母趾を悪化させることも。痛くない限り、かかとや甲がしっかりフィットする靴を選びましょう。靴の“狭さ”が、筋肉の代わりになってあなたの足を支えてくれます。

靴を履く前の足
YOSHIRO MODELを履いた足

上記のレントゲン写真を見てみてください。YOSHIRO MODELを履くと、足指全体が広がるように設計されているので、外反母趾も改善しているのがわかると思います。

靴を履く前の足
YOSHIRO MODELを履いた足

それほど外反母趾がひどくないという方でも、指と指の間に隙間ができるようになっているのがわかります。

サイドファスナー

靴底の角度・形状

 

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